野立て看板

誘導

事前告知

ブランディング

求人募集

誘導

野立て看板のメインターゲットは、道路を走行中の車です。
店舗が、走行中の車線とは反対側にある場合などに、大きな威力を発揮します。
反対車線からどこで右折するか、あるいはどこでUターンするかです。
また交差点など曲がり角手前において、「次の信号 右折」など店舗への誘導に利用されます。

事前告知

郊外幹線道路に「○○店 2キロ先」といった野立て看板を目にすることがあります。
このように、店舗の離れた地点から、店の位置を事前に告知する「事前告知」も、野立て看板の活用法としては、有効な使い方です。
「タイムリーな時にタイムリーな情報」を発信することで、集客は最大化されるのですが、事前告知は、それを可能にする方法です。
事前告知には、店舗の位置を離れた場所から知らせる役目以外にも、店で行う「キャンペーン」「セール」「イベント」など、
店内営業に関する情報をお知らせする役目もあります。
その場合、イベントの具体的な内容を、簡潔にわかりやすく提示することが必要ですが、その演出さえ間違わなければ、
野立て看板を使ったイベント告知は、集客のアップにつながります。

ブランディング・認知

野立て看板を戦略的に活用することもできます。
エリア・マーケティングの手法のひとつとして、「ドミナント戦略」です。
これは、ある特定のエリア(商圏)に、集中的に店舗を展開することで、その商圏内における知名度を一気に高めるという手法です。
集中出店を上手に活用しているのが、コンビニですが、このような集中出店によるマーケティングは、
莫大な資金力が必要とされるので、個人店でこの手法は使えません。
そこで、野立て看板による「集中設置」です。
あるエリア内の動線上(住人が移動する道路上)に、複数の野立て看板を設置することで、
店舗の集中出店と同様の効果が得られるといわれています。
これは「記憶効果」によるものです。
また、商圏が狭いために客数が伸びないという課題に対しては、商圏の端に野立て看板を設置することで、
隣接する別の商圏から集客することも可能かもしれません。
例えば、商圏が川や線路、国道によって分断されているような場合、それを超えた反対側の道路に野立て看板を設置します。
それにより、その道路エリアからの集客を見込める可能性があります。
野立て看板を使ったもっと直接的な広告方法として、ライバル店の手前に野立て看板を設置する、という方法があります。
例えばライバル店と自店舗が1キロメートル離れているとします。
事前告知用の野立て看板を、ライバル店より手前に設置してみるのです。
「A店 直進1キロメートル」という具体的な距離を明記し、同時に、店内でのサービス内容を、
写真やイラストを併用した直感的なデザイン演出で行うと、ドライバーの目はその看板に向き、
看板のすぐ先にあるライバル店の存在は心理的に見えなくなります。
このような形で、ライバル店を素通りさせて自店舗まで通行人を向かわせることも、野立て看板では可能になります。

求人募集に活用が目立つ時流

求人募集の活用することが非常に多くなってきていることが最近の動向です。
介護や建設など慢性的人手不足の業界は、新たな募集媒体として屋外にある野立て看板を活用しています。
場所にもよりますが、年間掲載料12万円~程なので、これまでの媒体より安価かと思います。
また、看護師や薬剤師募集においては、看護学校、薬学部近くの通学路に設置します。
また有能な人材を獲得するために、偏差値の高い大学の通学路や駅には、上場企業はじめ有名企業のブランディング一策における屋外広告が設置されています。